久々に感動するコーヒーに出会いました。それがこのングルエリです
Ngurueri Wet Millは、ケニアのメインコーヒー生産地域の一つであるKianokomaの生産者のために70年代後半に開設されました。Mt Kenyaの東部に位置しており海抜は約1,760mにも及びます。
Ngurueriには940人のメンバーが在籍して、各生産者が収穫したコーヒーチェリーを持ち込みます
各メンバーから収穫されたチェリーはその日の内に集められ生産処理されます。この時、より良い品質のコーヒーをつくるために完熟チェリーのみを選別し、Kapingazi川からくみ上げたきれいな水で水洗処理しています。まず、チェリーはディスク型のパルパーによってパルピングされます
その後パーチメントからムシラージュを取り除くために一晩、発酵工程を行います。それから、発酵工程を止めるためにきれいな水につけておきます。最終工程として、アフリカンベッドの上で約7~15日間乾燥させます。この時、気候・気温・量に応じて乾燥させる時間を変えています。また、好ましくないパーチメントは乾燥中に取り除かれます。
常駐労働者は3名ほどですが、繁忙期には20名を超える労働者で品質管理に勤めています
また、環境を配慮し生産処理で使用した水は、処理場から離れたタンクで一度保管され汚染を防いでいます。また、タンクの周りにネピアグラスを植えることでより自然に戻す際に精製することができます。
スペシャルティコーヒーをフルーツに例えられることがありますが、このコーヒーはまさに
「フルーツ!」を感じていただけると思います
華やかなのに重たいトロピカルフルーツ感
完熟したカシスのようなベリー感
まるでシロップを入れたかのような甘さ
上質なチョコレート感
このような味わいが渾然一体となるフルーツコーヒーです
これからの季節にアイスコーヒーでももちろんお楽しみいただけます
ぜひ様々なフルーツを感じてみてください
【生産国】 Kenya
【生産エリア】 Kianjokoma
【農協名】 Ngurueri
【生産処理方法】Fully Washed
【品種】 SL28,SL34
【標高】 約1,760m